【剣盾/S6ダブル】トリパ偽装運ゲ【最終24位/R2008】

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はじめに

どうも、ぎぎです。今回は目標であったダブルレート2000(最終30位以内)を達成できたので久しぶりに自己顕示バスターします。

 

この構築は起点を作って裏のキッスドサイで抜いていく分かりやすい勝ち筋に向かって行動するため、初心者でも扱いやすいですしシングルで馴染み深いポケモンを採用しているので、ダブルに縁がないという方も気軽に見て頂けると嬉しいです。

 

  

使用構築

 

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0000 0006 3GD7 FD

多分7月には消えてます。BP稼ぎのお供にどうぞ。

経緯

起点作り f:id:gi61:20200505180629p:plainf:id:gi61:20200505181246p:plain

5月中旬に行われた日独戦 https://www.youtube.com/watch?v=JLHKbjABLu4&t=6448s(1:06:27~)を見ていた時に、ダブルでステロ欠伸をしているプレイヤーがおり、シングルっぽくて面白いと思いカビゴンナットレイの並びを使ってみることに。

 

抜きエース f:id:gi61:20200505181001p:plainf:id:gi61:20200505180957p:plain

S6の序中盤、自分はトリパ偽装先発ピントレンズトゲキッス+避雷針最速襷ドサイドンのビートダウン構築を使用していた。トリパ偽装することでサポートキッスだと相手に誤認させ、弱気な行動に漬け込みジェットやナックルでバフをかけ、上から一気に畳みかけるのがコンセプトだった。

 

この並びを使用して、ピントレンズトゲキッスは攻撃すればするほど強く(=急所の試行回数を稼げる)、避雷針でキッスを守り行動回数を確保できるのが優秀であることが分かった。

残念ながら裏をまとめきれず持て余していたところ、欠伸やスリップをいれて起点を作ってやることでトゲキッスの攻撃回数を増やせるカビナットとマッチしているのではと考えた。避雷針も欠伸が苦手なダイサンダーを吸えることから、先発DMではなく後発DMでも使えるのではと思い採用に至った。

 

トリル偽装 f:id:gi61:20200505181656p:plain

上述したようにトリパを偽装することで型の誤認を誘えるのと、偽装PTは使ってて楽しいからトリックルームを覚えるポケモンを採用することにした。

最初はサマヨールを使用していたが、上からの制圧で〆るこのPTではサマヨールを活かせなかったのでアタッカー性能があるミミッキュを採用。

 

補完 f:id:gi61:20200505181523p:plain

カビナットでは安定しなかった、バンドリ系統や手助けホルードアイアント、晴れパ、ミミッキュ、悪戯心に気持ち強いガオガエンを入れて完成。

 

コンセプト

カビナットorガエンで起点をつくり、DMドゲキッスでドサイドンにバフをかけて上から制圧する。

 

個体

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カビゴン@食べ残し

特性:厚い脂肪

性格:腕白

努力値:HB252 S4

技:空元気/ヘビーボンバー/欠伸/守る

 

調整:多くの攻撃を耐えてほしいのでHB特化。Sはミラー意識だが、お互い欠伸を入れた状態だとこっちが先に退いてしまい交代先に威嚇を撒けない・撒かれることになるためS個体値を落とすべきだった。

 

技:元の構築では空元気の枠は地割れだったが、鬼火を撒かれやすいうえナットレイと並べているとよく熱風を被弾し焼けるケースもあったため空元気を採用。最終盤相手のポケモンと1on1になるケースもあったため地割れも有用だが、サイクル下での削りやDMに対しての打点を重視した。

 

雑感:やることはシングルと同じ。欠伸で裏を見ながらゲームプランを建てる。欠伸を入れるポケモンを間違えないよう技選択を心掛けたい。

 

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ナットレイ@オッカの実

特性:鉄のとげ

性格:腕白

努力値:H252 A4 B228 D28 S4

技:ボディプレス/地均し/宿り木の種/守る

 

調整:適当。Bを11nにして余りを適当に。出オチを防ぐためにオッカ。

特性は特に考えなかったが、ドラパやキッスの型をある程度割るための危険予知も面白そうだなって今思った。

 

技:キッスドサイで面倒な鋼への打点や威嚇の影響を受けないボディプレスは確定。あとは全部諸説。

キッスの上からバクアを撃ってくるウインディやアイヘをかましてくるドリュのために地均しを入れたが、ミミッキュの皮を剝いだりルカリオの襷を潰しつつSを下げることができて使い勝手は良かった。

消去法でやむなくステロを切ったが、ステロは欠伸と相性が良く相手の襷を潰せたり、面倒なギャラやキッスに削りを入れられたりと決して弱い技ではなく、宿り木や守るを抜いて採用するべきか最後まで悩んだ。

 

雑感:サイクル要員ではなく起点作成要員として使うので割と雑に扱う。相手に負担をかけながら地均しでキッスが上からダイジェットできる盤面を作るよう心掛けた。

 

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ガオガエン@オボンの実

特性:威嚇

性格:生意気

努力値:H236 B36 D236(最遅)

技:オーバーヒート/蜻蛉帰り/挑発/猫騙

 

調整:適当。2019のウルトラシリーズでずっと使っていたお気に入りの調整だったのでこの調整。

後攻蜻蛉するために最遅、出オチを防ぐために発動機会の多いオボン持ち。アシレーヌのハイボをオボン込みで2耐えしたり、リザの手助け珠ダイロックをミリ耐えしたりとこの調整が活きる場面も多かったが、バンギの雪崩で1回でも怯むと非常に厳しいためB振りも一考。

 

技:面倒なアーマーガアや鉄壁ナットレイに刺せる特殊炎技は確定。放射でも良き。ミミッキュの皮潰しや欠伸と集中する場面もあるため捨て台詞ではなく蜻蛉。展開阻止の挑発に積み技やこの指阻止の猫騙し。守るや捨て台詞が欲しい場面もあったがどれも切れなかった。

 

雑感:欠伸が入った状態のポケモンに交代読みで炎技うっても、炎に強いポケモンしかでてこないので素直に蜻蛉押したほうが良き。

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トゲキッス@ピントレンズ

特性:強運

性格:臆病

努力値:CS2522

技:エアスラッシュ/マジカルシャイン/波動弾/守る

 

調整:最速ドラパやミラーを意識しての最速。足りない火力を補うためにピントレンズ。

 

技:ドサイドンにバフをかけるために波動弾。天候を書き換えたり鋼に大ダメージを与えられる炎技も強いが、それ以上に殴りながら横にバフをかけられるダイナックルが魅力的だった。

アタッカー運用な為この指がいらず、ダイマターン枯らしや様子見に使える守るは非常に便利。

 

雑感:欠伸のはいった飛行半減とかにダイジェットを押すと裏が瀕死になり、次のターンキッスドサイが上から行動できるようになるので勇気も必要。僕にはその勇気がなかった。適当にダイナックルを振り回していたら、ドラパ切りの行動やサマヨで受けてダイマを枯らそうとしてくる動きに透かされたことがあるため、一応慎重に。

 

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ドサイドン@気合の襷

特性:避雷針

性格:陽気

努力値:AS252

技:地震/10万馬力/岩雪崩/守る

 

調整:ダイジェット+雪崩でキッスの行動を許さない最速。+1でジュラルドンまでは抜けるがドリュは抜けない。特性がハードロックではないため耐久が脆いことや、ダイサンダー読みで強引な後出しをすることがあるため気合の襷。

 

技:猫騙し+DM技で襷もろとも破壊しようとしてくる相手が多く、守るが活きた試合は多い。他は特に考えもなく決めたがこれで問題ないと思う。

 

雑感:耐性でナットの退き先になりうる事もあるが、襷を温存しなければならない局面もあるため、HPを削るべきかは慎重に考える。特に水ロトムに対しては避雷針を残しておくだけで、キッスの行動回数を増やせるため大事に扱いたい。

PT的に最遅のハードロックだと思われたのか、上位帯でもよく電気技を吸ってくれたり、S+1でも遅いと思われプレミを誘えたりしたので、現時点では素直に動いても良いと思う。

 

 

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ミミッキュ@命の珠

特性:化けの皮

性格:陽気

努力値:AS252

技:じゃれつく/シャドークロー/影うち/守る

 

雑感:全部適当の諸説ポケモン。初手からキッスでバフをかけるビートダウン選出をした際に運用できるASアタッカー型に。

コンセプトが上からの制圧な為トリルは不要。何かをきってウッドハンマーをいれたい。

殆ど出さなかったので、後述する重いポケモンや並びに対してもっと厚い型やポケモンにするべき。

 

選出

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9割これ。相手の出方を伺いつつ、交代・死にだしでキッスをだす。ダイジェットのタイミングで隣をドサイドンに交代しバフをかけ上からの制圧を目指す。


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再戦時に検討する選出。最後まで相手がドサイの型を誤認したまま試合が終わるケースもあるため、意外とこの選出が刺さるときがある。上記の選出以上に脳死で運用できるため、よくわかんなくなったらこの選出でも良いかもしれない。

 

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ナットレイにステロを採用していた時稀にした選出。ドサイの通りが悪くキッスだけでも十分だと判断した場合に。

 

重いポケモン

例のごとく山ほどいるが特に気になったやつだけ。

 

・不意のラム、挑発、身代わり持ち

欠伸を封じられるだけでかなりやばい。セキタンザンと組んでるラム竜舞波乗りドラパとか対策の仕様がない。

 

・晴れ下のフシギバナ

眠り粉連打されるだけで半壊するのはさすがに欠陥。眠り粉がないのかラムのみケアかはわからないが、普通に攻撃されることがあり助かった試合もそれなりにあった。

ガエンに防塵ゴーグルをもたせるとか、ミミッキュの枠を弄るとかしないといけないレベルできつい。

 

・とぐろ催眠ミロカロス

相手の展開を阻止できないので非常に辛い。体感個体数が減少したのが追い風。こいつが見えたら初手ビートダウン選出も視野。

 

・アーマーガア

キッスから炎技を抜いた一番の弊害。ラムや挑発持ちがただでさえ多いうえ、ビルドで要塞化を図られると突破は困難。個体数から切ったがINCであたりまくり、そのたびに土下座していた。

 

ガオガエンを出したい相手と、ガオガエンが苦手なポケモンが同居しているPT。

具体的には手助けホルードアシレーヌキリキザンとかバンドリ+ウォーグル等。選出択になるが負けたら致命的に不利になるのに対し、択に勝ってもこちらはさほど有利にはならないのが辛い。

 

戦績

TN:シールド(000)

 

INC May

33-12 最高1782/最終1777

 

技構成をいくつか変更し本構築を最終日に使用

1934(9X位)からスタートして18-10。

18位に到達し放置で最終24位。最高/最終2008。

 

自分語り

ダブルの2000チャレ通した直後シングルに潜ったらキッスの急所にボコボコにされそのまま撤退したんですけど、どうやらその試合が2000チャレだったようでトゲキッスはくそだなと思いますた。

 

初見殺し運ゲ上振れ構築だと思っているので、10日間INCで海外勢相手に微調整したとき以外では潜るのを我慢していました。その甲斐があったのかはわかりませんが目標を達成できてうれしく思います。

 

総合レートとメガバシャーモをかえせ。