【USM/S12シングル】二番煎じ筋肉バシャカグヤ【最高/最終2103】
はじめに
どもです、ぎぎです。今回はネイティオさんの構築を参考にPTを組みました。
(掲載許可取済)
素晴らしい戦績を残しているにも関わらず、この構築の軸が全く考察されておらず、使用者が殆どいなかったため多分二番煎じだろうなってことで。
この改悪された構築記事を見る前に、まずはネイティオさんの構築記事に目を通すことを強く推奨します。
はじめとおわりのみ敬体です。ややこしくてすみません。
目次
使用構築
経緯
今期は相棒のメガバシャーモを軸にして、心中すると決めていたのでを採用。を軸にする場合、バトンタッチを持たせた型が、一番汎用性を保てると考えたのでバトンパで考えることに。一般的なバトンは宿り木身代わりと組ませることが多いが、ネイティオさんの構築記事を読んで、タイプや数値受けをゴリ押せるに魅力を感じ、この3体を軸として採用。
この3体だとドヒドイデ絡みのサイクルやテッカグヤが重くなるので、第2のバトン役として電気Zを、強引にサイクルカットできる滅びを採用。最後に、選出画面でカバルドンに圧をかけられ、先発要因やバトン先にもなれるを採用。
この6匹でレートに潜っていたのだが、19で停滞。勝てない原因として、初手のゲッコウガやキノガッサに弱いことと、の選出率が低く、相手のテッカグヤを誘ってしまうことにある考え、を抜いてこれらの問題を解決できるを採用してPTが完成した。
個体解説
ガブリアス@気合の襷
特 性:鮫肌
性 格:陽気
努力値:AS252-D4
実数値:183-182-115-x-96-169
一般的な起点作り役。バシャバトンに入ってるガブリアスは剣舞型が多いので、と比較して、選出段階で起点作り役だと気づかれにくい点が一番の差別化点だと考えている。
裏のテッカグヤが物理受けに強い訳ではないので、毒々を採用。の身代わりが重いので、流せる吠えると選択。
が選出段階で見えたらステルスロックを撒いておきたい。
バシャーモ@メガストーン
特 性:猛火→加速
性 格:腕白
努力値:H252-B196-S60
実数値:187-180-137-x-100-128
技:フレアドライブ/ビルドアップ/バトンタッチ/守る
調整意図:
H-ぶっぱ
S-1↑で最速ゲッコウガ抜き
B-残り
物理を起点にするメガバシャーモ。先に展開できていれば、物理やの前でも筋トレできるので、抜群Zでない限りは積める。Aは無振りだが積めば火力も相応に出るので、自身が積みエースになることも。
Sラインは最速ゲッコウガ抜きとしたが、と対面することが何回かあったため、130族抜きまで伸ばしてもいいかもしれない。
メガ前特性はメガゲンガーと両選出できるよう加速を推奨。
テッカグヤ@飛行Z
特 性:ビーストブースト
性 格:意地っ張り
努力値:AS252-H4
実数値:173-168-123-x-121-113
技:ヘビーボンバー/空を飛ぶ/地震/ボディーパージ
この構築の全抜きエース。AもSも数値が足りないので252振り。特性のおかげで、A↑1上昇だけでバトンを引き継いでも十分な抜き性能を有する。ガブリアスのステロや毒を合わせれば、を強引に突破できるため、タイプ受けでは止まらない。
メインウェポンのヘビーボンバー、最大火力の空を飛ぶZ、相性補完の優れる地震は確定。Sに振ってはいるが実数値113しかないため、バトンした後でもボディパージをしなければならない状況が多い。なのでボディーパージも準確定レベル。変えるとしたら、補助技や熱湯の追加効果を無効化する身代わり、にうてる炎技、非接触かつにうてる岩技があたりが候補。
カプ・コケコ@光の粘土
特 性:エレキメイカー
性 格:臆病
努力値:H92-D164-S252
実数値:157-x-105-x-116-200
技:光の壁/リフレクター/自然の怒り/挑発
選出誘導兼第2の起点作り役。このポケモンを入れてから、初手の率が大幅に減り、が来るようになったので、ガブリアスが目に見えて動きやすくなった。
ステロが必要ないときや、強引にビルドバトンを通したい時にのみ選出する。
カプ・レヒレ@水Z
特 性:ミストメイカー
性 格:控えめ
努力値:H12-B4-C252-D4-S236
実数値:147-x-136-161-151-135
調整意図:
S-最速70族抜き兼↑1で130族抜き
コケコが入るまでは起点作りとして、グラウンドコートを持ったこご風レヒレを採用していたが、起点作り要因は3匹もいらないと思い、バトン先としての調整にした。
この構築はメガバシャーモの瞬間火力が足りないため、バトンエースで多くのポケモンを倒さなければいけない。だが、レヒレは展開速度が遅いため、呪いに弱く、Zがないと火力を出せないため、全抜きエースたりえないのが弱いと感じた。
カバルドンにどうしても出てほしくなかったために採用し続けたが、選出はほとんどしていない。使っていたのは以下の3体、気分によって変えていた。
①CS@水Z---挑発で、絡みのサイクルに強い。
②HC@ウイのみ---めざ炎で、に強い。
③HB@氷Z---黒い霧でバトン系統に強い。
ゲンガー@メガストーン
特 性:呪われボディ
性 格:臆病
努力値:H188-D68-S252
実数値:159-x-100-190-124-200
技:道連れ/滅びの歌/ミラータイプ/守る
バトンが通せない受けサイクル系統にのみ選出。追い打ちをカモにできるミラータイプを採用。
最近の受けサイクルは、対面選出もできたり、誤魔化し枠にを入れた構築が増え、ノーウェポンゲンガーの刺さりが悪いように感じた。道連れではなくシャドーボールだったら勝てた試合が幾つかあったため、シャドーボールはいれたほうがいい。
一般的なバシャカグヤとの相違
優位性
①命中安定技の採用
宿みがは飛び膝蹴り、宿り木の種、エアスラッシュ等の命中不安技を採用しなければならず、技を外す負け筋が常に付きまとう。特に宿り木の種は1試合中に何度も撃つ技なので、その分技を外す回数も多くなる。
しかしビルドアップの場合、命中不安技が滅多に打たない素の空を飛ぶのみなので、技外しで負ける試合が殆どなく、安定して試合を運ぶことができる。
②ボルトチェンジに強い
宿り木は下からボルトチェンジをされると、宿り木のスリップを入れられず、こちらにだけダメージを蓄積されてしまう。羽休めにPP枯らしをされてしまうこともあるが、物理はHDをステロ込A↑2上昇飛行Zで吹き飛ばすことができるので、こういった動きを許さない。
劣位性
①受けに回ったときの不安定さ
が身代わりを所持していないため、技の追加効果を受けやすい。も悠長にビルドアップを積んでいると、急所に当たって負けるため、技を受ける前に倒したい。
②テッカグヤの数値不足
能力が上がった状態のは非常に強いが、ビルドアップを積めずにバトンを引き継いでしまった時や、威嚇を回されて火力が削がれた状態のは抜き性能が著しく落ち、起点にされやすい。特に竜舞羽休めには何回かゴリ押しされた。
耐久に努力値を割いていないため、高火力特殊にはあまり強くない。の水Zのダメージが9割ほどで、裏の先制技圏内に入ってしまうので、対面では択になりがち。
他にも色々あると思うが、大きな差異で言えばこの辺かと。
重いポケモン
・(吠える)
バトンパの天敵。テッカグヤが身代わりを持っていなので、欠伸を透かせないのも辛い。
・
バシャーモのSが遅いので、竜舞時2加速でも抜かせないのがきつい。は相手がプレミしてくれるか、最速起きすることを祈ってた。選出段階で分からない特殊型はきった。
・
終盤はちょくちょく初手からでてきた。激流熱湯は、焼けなければガブで対処できる。
・(トリル)+
テッカグヤが身代わりや守るを持っていないため、トリルターンを枯らせない。
・
4加速しないとテッカグヤが抜けないが、そんな余裕はない。
・
初手に出てこないことを祈る。
選出
・or++or
基本選出。8割で選出していた。
・+oror
バシャーモを出せないときに。
戦績
1900から使用し、11-3でレート2004。
最終日2004から30-17で2103。合計41-20。
最高/最終2103 最終順位52位
おわりに
構築記事の掲載を快く承諾してくださった、ネイティオさんに御礼申し上げます。ありがとうございました。ネイティオさんとは、総合レートで長い間1ページ目の中で争っていたので勝手に意識していました。
残念ながら本家を超えることはできませんでしたが、本家に恥じない成績は残せたかなぁと思います。
ビルドバトン空を飛ぶZは想定されにくく、何度も負け濃厚の試合を相手のプレミで拾うことができたので、意表を突くのは楽しいですね。
長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
なにかあればTwitter@Gi61_までお願いします。それでは、この辺で